暖かい家をつくる理由

こんにちは。スズモクの鈴木です。お世話になっております。すっかり「冬」って感じになりましたね。我が家でも暖房を動かすようになりました。私は冷え性なので足元がしっかり暖まらない我が家(築6年)ちょっと不満です。いつか今のレベルの断熱性能にリフォームしたいと思案中です。

スズモクの家づくりテーマは「ずっとお金のかからない家」をつくろうですが、その中でも「暖かい家」に取り組んでいる理由について少しお伝えしたいと思います。

まず私の家族のことの出来事があります。今から27年前に父をなくしています。その当時は病気になってしまったから仕方がないとかそんなふうに考えていましたが、いろいろ勉強していくと、あることに気が付きました。

茨城県は日本列島の真ん中にあり、この地域はほどほど暖かい地域(寒くない地域)だということが錯覚だったのです。最高気温はまぁまぁ高いのですが、全国的な温度区分でいくと、新潟や福島と同じです。ということは最低気温はなかなか低いのです。雪などがフル地域よりも乾燥しますので、より寒い。

つまりは茨城県に住んでいる方は、この地域は暖かいと信じ、断熱性能はあまり不要と考え暖房も、もったいないとあまりかけず、寒い家に我慢しながら生活しているのです。ちなみにヒートショックでの冬増加率の都道府県ランキングではワースト2位です。(1位は栃木県)マイナス20℃の北海道はしっかり断熱暖房をしているので、いいほうの10位です。

2020年に義務化されるはずだった断熱基準に満たない「今つくられている新築住宅」が半分くらいあります。

また「冷えは万病のもと」と言われ、寒い家に住んでいると、アトピーや花粉症などのアレルギー、ガンにもなりやすいことの医学的なデーターもあります。

今月は2つの完成内覧会もありますので、ぜひ体感しに来てくださいね。