冬の北海道断熱修行

こんにちは。スズモクの鈴木です。震災により被害をうけられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。被災された皆様が平時の生活に戻れますよう、一日も早い復旧、復興をお祈り申し上げます。 あらためて耐震等級3の認定は絶対に必要だと思いました。耐震等級3相当とか同等とか、根拠資料(構造図面や計算書で50~300枚)が何もないのあれば、ご家族を守るのは「運」ということになってしまいます。怖・・・

3日間の冬の北海道断熱修行に行ってきました。先生含め12名のグループでメーカーさんや研究施設、大学、施工現場(新築、リノベ)、普通のお家、民泊などを巡り、多くのことを文化と共に学んで来ました。札幌~旭川のコースで早朝6時から行動開始です。まず気温的には旭川の早朝-8℃が一番低かったですが、茨城も-5℃くらいはよくあるので、-20℃とか体験したかった感じです。ですが昼間の温度はあまり上がりません。最高気温0℃とか(笑)今回は太陽もあまり出ず、7割雪でした。室内においては、どんな場所(研修場所はもちろん、どんなお店、施設、家)でも暖かい。自宅(ZEHちょっとくらい)よりは確実に暖かいです。断熱性能の足りない場所は、暖房の技術で暖かくしています。太陽光は雪に埋もれて使えませんので、光熱費は莫大なところもあるようです・・。ちなみに一番不快だったのは最終日に個人的に駅から1分のホテルがシングル部屋で上下の温度差があり寒く、カラカラの乾燥状態でした。

北海道の冬の寒さは命に関わることなので(開拓民100人が1年で60人に!)、高性能な断熱レベルの最低ラインが北海道独自で決められており、断熱気密の設計施工の技術がコストも考えられた内容でつくられており、その技術がオープンで誰でも学べるようにもなってしました。室内が暖かいことに納得です。

また北海道はおいしいものがたくさんありますが、時間制約がありましたのでセイコーマートが大活躍でした。ワインの品揃えはすごいよかったです。種類も多くしかも安い(400~600円くらい)。

すごい気づきとして、付加断熱をすると耐震性能が上がります。興味がある方はご連絡ください。