プランと設計 ①
プラン(間取り図)が出来上がると、構造や法律に合うよう設計作業に入ります。
すんなりと、構造の設計が出来て、地震にも強くて安心となれば、簡単ですが、そうはいきません。構造の設計だけを考えてもダメなのです。
実際に2階の水回りの配管を、1階の床下にもってくるのにどういう経路をたどれるのか?電気配線やスイッチは取り付け可能か?
「構造」といっても、部材の一つ一つの強度や、接続部分の強度の検討や、地震や風に対する壁量計算、水平力の計算などなど、全てをクリアしなければなりません。
そして今回は、2階のお風呂の排水をどう通せるのか?という部分でみんなで頭を抱えているところです。
「ここ通せば?」
「そこは狭くしてはいけないと言われています。」
「そっちだと?」
「梁が太すぎて通りません。」
「これでどう?」
「そうしましょう!」
ここまで30分。今日も解決できて良かった~。
メンバーも悩むことによって、いい成長が出来るので、いつでもウェルカムです。
つまずくときは3日くらいさまようこともあり、それくらいになると営業担当者も設計担当者も、頭の上にらくがきのようなモジャモジャが見えています。(笑)
間取りでの、弱点も発見しましたので、よりよい方法をお客様に報告し、許可をいただきます。
