子供たちに伝えたいこと。
今日は父の命日です。
亡くなってからすでに21年。生きて一緒にいた時間よりも長い年月が経っていました。
毎年、そういえば先日妹が遊びに来てたけど、何かあったのかな?と思いだしてみると、あ~1週間前、命日だった・・・。
なんてことばっかり。
今日は、先ほどふと思い出しましたので、学校から帰っていた、長男と次男といっしょに線香を上げました。
「パパそっくりだね」
と父の写真をみて子供たちが言ってましたが、写真の父とは5才くらいしか違いがありませんので、あと何年かで追い越していくんですね。
父が亡くなってすぐは、20才で跡を継ぐことになり、いやなこと、大変なこと、納得いかないこと、理不尽さを感じていました。
当時は「材木店」でしたので、職人さんたちと集まって現場で話すことが多く、
「今は不景気だから・・・」
「こんな仕事はやってらんね~」
という愚痴や
「俺が得するためにおまえが損をしろ」
「俺が黒と言ったら、白でも黒なんだよ。口答えするな!」
のようなことも・・・。
母親からも
「この家の跡取りなんだからしかたない」という言葉を元に
親類つきあいで、近所つきあいで、などの理由で時間もなく、また「家業」としての仕事でしたので、どれくらいの利益があって、どれくらいの借金をしているかも明確でなく、人生なんてついてないんだ・・・。
と闇に包まれていました。
「未来を、人生をつくるのは自分自身だ」
そう気がつくまでには、苦い下積み生活を続けることになります。
子供たちにも、父のこと、人生で大切なことを伝えていきたいと思います。
