リーダーとは②
「リーダーにはならない、なりたくない」という拒否感がなぜ生まれるのかを検討します。
「来年のチームのキャプテンは○○くんだ。」と選ばれた子どもは、自分からやりたくてやるわけではなく、責任感から逃げられないという面からがんばるようになります。面倒だという気持ちもありますし、任されてるといううれしさもあります。
一方で自分から「キャプテンやらせてください。」とは、ほとんどの子たちがいいません。絶対に誰かがやらなくちゃいけないことはわかっているのに、自分自身がやらなくちゃいけないという場合でもなかなか手を上げられないのです。
なぜなら、
1.みんなと同じことをするのが安心。
2.出来るかどうかわからない。
3.目立って嫌われたくない。
4.おれは優秀だ。出来ないなんて思われたくない。
5.責任なんて持ちたくない。
6.きっと誰かがやってくれる。
というような理由が出てきます。
一見たくさんの理由があるようですが、
心理的に「怖い」「逃げたい」なのです。
つづく