晴天の上棟日 私にとって特別です。
これでもかというくらい、いいお天気の中上棟を迎えられました。
大工さんの仕事もスムーズに進んでいます。
実は3年前に亡くなってしまった染谷棟梁のご自宅です。
スズモクの立ち上げの時に、私は幻想を話していました。
「安くても、大手ハウスメーカー以上のいい家をつくり、お客様に感謝される住宅会社をつくります!」
私の家族でさえ、反対していました。
「絶対に無理。そんな会社みたこともないし、お客さんなんてこないようなどいなかだし、やっても無理だよ。」
家族以外の、資材メーカーの担当者や職人さんも
「まぁがんばって。むずかしいよ~」
誰一人として(私と4才の長女以外)
信じて協力してくれる人はいませんでした。
そんな中唯一、
「不景気だとかそんな愚痴をいってても何も変わらない。おまえがやるというなら、どんなことでも手伝うし協力するよ。」
と染谷棟梁だけが、協力してくれました。
「いい家をつくるために大切なことは、おまえが絶対に折れないことだ。誰にどんなことをいわれても、いい家をつくる決意を曲げない妥協しないそれだけだ。」
と教えてもらい、強い信念を持って仕事が出来るようになりました。
スズモクという会社がここまで、これたのも染谷棟梁との出会いがあったからです。
その染谷棟梁のご家族に信頼してもらい家をつくることなりました。何か少しでも恩返しが出来ればとてもうれしく思います。
今日のこの晴天は染谷棟梁が、用意してくれたものなのだと思います。
